横浜国立大学経済学部講義室 階段教室 温度環境改善事例
立地・面積 |
約400平方メートル・階段教室 |
天井高さ |
3.1(上段)〜4.7m(下段) |
設置機種 |
F-170RX12台 |
計測日 |
2008/12/26 |
施設課様より冬期の教室上段部は暑くなり過ぎ、教壇付近の下段部は寒いという温度ムラを改善できないかと相談いただき、ファンを設置いたしました。
こちらも表敬訪問致しましたところ、なかなか冬場暖まらない執務室があるということで導入を検討頂いております。
温度改善データ
エコシルフィの温度環境改善効果の確認のため、教室の上・中・下段の3地点で同時に20分を目安にファンをON/OFFして、床付近温度の変化を計測しました。
結果はファンONで上・中段で約10℃、下段で約5〜6℃の温度急上昇、OFFで急下降が確認でき、ファンの下降噴流が上部余剰暖気を足元に十分還流していることが解りました。
快適性環境評価(PMVによるPPD評価)
温度計測と併せてPMV評価による予測不満足者率データを採取したところ、ファンOFF状態(従来環境)では不満足者率が35〜55%であるのに対し、エコシルフィONによる改善環境下ではこれが10%以内のISO7730推奨値範囲内に急減しました。
また、ファンは机の間の80cm程の通路上部天井に設置しましたが、直近の座席でも不快なドラフトを感じることなく床まで送風できるのはエコシルフィの大きな特長でもあります。
お客様よりエコシルフィの効果をご納得いただき、その後、別階段教室2教室にファン設置のご用命をいただき納入いたしました。